月間特別展示関連セミナー「籾殻を燃料に!?−製造メーカーがタンザニアで環境保護に挑む−」

株式会社トロムソは、籾殻(もみがら)を燃料に加工する機械「グラインドミル」の製造会社として、未利用の籾殻を燃料として活用するプロジェクトに取り組んでいます。

アフリカ・サハラ砂漠以南では稲作が普及・拡大していますが、その籾殻の多くは未利用のまま廃棄されています。さらに一部地域では、廃棄する際に費用が発生することさえあります。同社は、そのような未利用の籾殻を固形燃料・バイオコークス「モミガライト」へ加工し、燃料として活用するプロジェクトを進めています。

籾殻の活用は、木炭製造のために森林が伐採される速度を抑制し、環境保全に繋がります。さらに、籾殻は成長の過程で二酸化炭素を吸収して育つため、モミガライトの燃焼により二酸化炭素が排出されても、相対的に地球上の二酸化炭素は増加しません。

本セミナーでは、天然資源としての籾殻の可能性や「モミガライト」導入に関するタンザニアでの調査、現地パートナー企業(カウンターパート)との協働について、同社の巻幡氏、上杉氏よりご紹介いただきます。

講師:
巻幡 強氏(株式会社トロムソ)
【略歴】
広島県尾道市(旧因島市)出身。広島工業大学電気工学部卒業後、造船会社で電気設計を担当。設計部長、取締役を務めた後、造船会社の建設業子会社にて、代表取締役。現在は、株式会社トロムソの技術顧問として、技術指導や海外取組の取りまとめを担当している。

上杉 正章氏(株式会社トロムソ)
【略歴】
広島県尾道市(旧因島市)出身。辻調理師学園卒業後、調理師として経験を積む。現在は、株式会社トロムソで営業技術を担当している。

対象:ご興味のある方ならどなたでも

定員:100名(先着順)

参加費:無料

参加方法:下記問合せ先まで、電話またはEメールにてお名前、ご連絡先をお知らせのうえ、お申込みいただくか、または下記の「お申込み」ボタンからお申込ください。

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